薬剤師や医療関係者、マスコミにもっと情報発信して欲しい!!

私は40代の時に脳出血を起こしまして治療とリハビリテーションで半年ほど首都圏のベッド数1000 を超えている大病院に入っていたのですがそこで色々な形の生死を含めて様々な患者さんのドラマを見てきました。

私と同じ脳卒中が原因で手術を受け亡くなった方や、 またうら若い美少女なのに交通事故が原因で両腕を失った方など、人の生き様の多様性と言いますか、それでも人間というのは結構強いもので皆さん大変な苦痛を背負っていてもリハビリテーション病棟にいると、障害を持った人達が明日は少しでも元気になろうと頑張っている姿が見れてリハビリテーションルームが私は大好きでした。

両腕を失った少女は足でサッカーボールを拾ったら最高に美しい笑顔見せてくれますし、 脳卒中で亡くなったかたの御遺族は私のために血圧を下げるためのお料理のレシピを書いて持ってきてくれました。ですので私が入院していた時の思い出というのは素晴らしいものばかりです。特に療法士の先生方は私の麻痺した腕が少しでも実用になるように常に全力で考えていてくださって、退院してしばらくは寂しさから立ち直れなかったほどです。

そんな私が病院での入院時代で唯一震え上がった思い出があります。末期の糖尿病の患者さん達がまだ動いてる足を切り離し、糖尿病というのは傷ができると塞がりにくいので夜毎苦しんでいらっしゃるのですが、その声が耳にこびりついて今も話すことができません。

リハビリテーション病棟では認知症の患者さんや、私のような脳性麻痺の患者のリハビリテーション多いのですが、やはり脳に障害があると私も含めてですが記憶が飛んでいたり、 家族やかかりつけの先生の顔を忘れてしまったり、通常の生活から離れてしまった感覚の患者さんが大半です。しかし糖尿病の患者さんというのは、腎臓や肝臓に障害があるだけでごくごく普通の社会人ですから、自分の置かれた状況を冷静に観察できる人ばかりですし年齢層も若い人が多くまだ余生などというものとは縁遠い方が多いのです。平均年齢は50代という所でしょうか?内臓以外の部分は元気いっぱいの形が多いという印象です。

糖尿病末期まで進行してしまうと、足や手を切り離して内臓への負荷を少なくする手術をするわけですが、その前の日に切断する手術待っている患者さんと隣のベッドになると、私はもう自分のことのように耐えられなくなって恥ずかしいのですが、切断手術を待っている患者さんの話を聞いてる途中に泣いてしまって手術をするのはご本
人様なのに逆に私が慰められてしまったことさえありました。

糖尿病は本当に恐ろしい病気です。元気な人が元気な手足を切り落とすという、見方を変えれば拷問のような恐ろしい措置に耐えなければいけない病気なのです。でも先天性遺伝性の糖尿病でなければ進行する前に、ライスやパンなどの炭水化物を控えたり徒歩移動を増やすなど運動すれば簡単にできる病気であることも間違いないのです。

私の大学時代の友人も地方で薬剤師をしていますが、地方は都会よりも高齢化がよりすすんでいるので、私のこんな話を聞いて「糖質を制限するというのは、世界一の長寿国家である日本ではもっともっと重要視されるべきで、自分も患者さんに情報発信をしていきたい。」と熱く語っていました。彼は都会で就職したものの、地方の薬剤師不足を知り、こちらのサイトで転職したそうです。⇒薬剤師の求人|地方で稼いでリッチに暮らす【俺の体験談】
糖尿病への対策は身近なことからできるので、インターネットやマスコミでも沢山取り上げてもらえることを願ってやみません。